首相主催の「桜を見る会」をめぐって衆議院内閣委員会の理事会が開かれ、先週、野党側が提出した質問に政府
側が回答したが、野党側は「誠意がない」などと反発している。
野党側は先週、8項目の質問書を提出していた。このうち、安倍首相の事務所からの推薦者を、政府がチェックの
上、招待しなかったケースがあるかどうかについて、政府側は、今年はそうしたケースがあったと説明したという。
一方、悪質なマルチ商法で行政指導を受けた「ジャパンライフ」の当時の会長に送られたとされる受付票に記された
「60」の数字が「首相枠」を示すものかどうかについては、政府側は「招待状を配送するために便宜的につけている
ものであり、それ以上、調査する必要はない」と回答したという。
立国社(会派)・今井雅人議員「印象としては、文書を破棄したところは徹底的に答えない。それから、総理に関する
ことに関しては徹底的に答えない、調べないという、そういう姿勢で政府が臨んできているということが今回よくわか
りました」
野党側は、回答に納得がいかないとして、引き続き、理事会などの開催を求め追及を強める方針。
http://www.news24.jp/articles/2019/12/17/04563559.html