国産ワインの生産を目指して明治時代にフランスに派遣された男性2人が本場の醸造技術を日本に伝えた書簡集について、判読する作業が山梨県甲州市で行
われていることが分かりました。

書簡集はおよそ150ページあり、くせのある独特の字体で書かれているため、内容はこれまでほとんど分かっていませんでしたが、判読作業によってヨーロ
ッパの本格的なワイン用のぶどうの木の栽培方法で、その後、日本でも行われるようになった「垣根栽培」を最も早い時期に日本に伝えていたことが分かっ
たということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191205/k10012203461000.html