被爆地の長崎、広島を訪れ、核兵器廃絶に向けた力強いメッセージを発信したローマ教皇(法王)フランシスコ(82)は26日、上智大を訪問し「神と日本の人々に、この国を訪れる機会を頂いたことを感謝する」と述べた。
教皇として38年ぶり史上2度目の来日を終え、同日午前、帰国するため羽田空港を出発。

 教皇は24日に訪れた長崎と広島での演説で、核保有や核抑止も否定し、「核兵器なき世界」を強く求めた。被爆地からのメッセージは世界に発信され、核廃絶を求め続けながらも高齢化が進む被爆者に勇気を与えた。

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