朝ドラ「スカーレット」地味でも期待できる理由
真実味・人間味・面白味ある「こってり朝ドラ」

101作目となるNHK朝の連続テレビ小説(朝ドラ)は『スカーレット』。

舞台は滋賀県信楽(しがらき)と大阪。男性ばかりの陶芸の世界に飛び込んで、情熱的に生きた女性陶芸家の一代記。
第1週の平均視聴率は19.8%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)と、20%を割り込んだものの、とりあえずは無難なスタートを切ったようだ。

秋から始まる朝ドラはNHK大阪制作となる。関西出身で、大阪制作朝ドラ好きの筆者は、期待して第1週に臨んだのだが、その第一印象は――
「地味」。

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連続テレビ小説『スカーレット』のラッピング列車の運行が始まり、出発式に登場した主演の戸田恵梨香さん
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