慰安婦問題をめぐって、上皇さまに謝罪を求めた韓国の文喜相(ムン・ヒサン)国会議長が、山東参議院議長宛てに
「おわび」の書簡を送り、山東議長が「内容が不十分」だとする書簡を送り返していたことがFNNの取材でわかった。

文氏をめぐっては、2019年2月に「慰安婦問題の解決には天皇の謝罪が必要」と発言し、政府が抗議した。

11月4日に東京でG20(20カ国・地域)国会議長会議が予定されており、山東議長は9月、駐日韓国大使に文氏の招待状を
渡す際に、「文氏の発言の内容は甚だしく無礼で受け入れられない」と口頭で抗議した。

関係者によると、文氏からは「自身の発言によって心を痛められた方々へのおわび」を記した書簡が送られた。

これに対し山東議長は、「その内容では十分ではない」として、10月、発言の撤回と謝罪を求める書簡を送ったが、
文氏からの返答はないという。
https://www.fnn.jp/posts/00426481CX/201910311300_CX_CX