国は早ければ来年4月からすべての小売店にレジ袋の有料化を義務づける方針でしたが、
十分な準備期間が必要だという声が相次ぎ、開始の時期を来年7月にする方針を固めました。

レジ袋の有料化をめぐって、国は早ければ来年4月から義務化する方針を示し、先月、専門家などによる検討会を立ち上げて議論しています。
検討会ではスーパーやコンビニなど複数の業界団体から、レジのシステム変更や客への周知、
それに企業が抱えているレジ袋の在庫を調整するためなどに十分な準備期間が必要だという声が上がっていました。

こうしたことから国は有料化の開始時期を当初より3か月遅らせて来年7月1日からにする方針を固めました。

また、魚や肉製品などを入れる薄い小さな袋は衛生面からも必要だとして、有料化の対象から除外するとともに、
価格についてはそれぞれの店が設定する仕組みにする方針です。

国は来月1日に開かれる検討会でこれらの案を示したうえで、国民から広く意見を募集し、年内にも詳しい内容を決めることにしています。




レジ袋の有料化義務づけ 来年7月から実施へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191026/k10012150361000.html