https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191015-00000007-mynavin-life

奇をてらわず、欲しくなるクルマに

MIRAIは水素で走る燃料電池自動車(FCV:Fuel Cell Vehicle)だ。トヨタは初代MIRAIを2014年12月に発売し、これまでに世界で累計約1万台を販売してきた。日本では年間1,000台弱くらいを売っているという。次期型MIRAIは2020年末に発売予定だ。

水素で走るFCVは走行中にCO2を排出しない。その点は電気自動車(EV)も同じだが、水素の充填は電気の充電よりも圧倒的に早く済む。それに水素は、電気と違って作った後に貯めておいたり、持ち運んだりすることが容易だ。そんな特徴を持つ水素をトヨタは、「将来の有望なエネルギー」と位置づけている。

ただ、普通のクルマにとってのガソリンスタンドにあたる水素ステーションの整備はなかなか進まない。それもあってか、FCVを街で見かける機会も稀だ。
インフラ整備とクルマの普及は「鶏と卵」の関係ではあるものの、鶏か卵のどちらかが増えなければ、もう一方も増えない。そこで、新型MIRAIの登場となる。
https://i.imgur.com/qitYBLC.jpg