台風19号 午後6時ごろ伊豆半島に上陸のおそれ

台風19号はこの後、最も近付いてくるため、雨に加え、さらに風が強まってきそうです。

太平洋側からどんどん活発な雨雲が流れ込んできている状況です。特に関東地方、南東から風がずっと
吹き込み続けることによって関東の西側や北部の山沿いを中心に降水量が多くなっているという状況です。

これまでに降った雨の量は箱根で12日午後3時までで680.5ミリ、この時間、すでに雨量が700ミリを超えています。
これは観測史上、1位の記録となり、これまでに経験したことがないような大雨となっています。ここにさらに雨が
加わって風も強まってきそうです。

午後4時現在、台風の中心は静岡県の南側、約100キロの位置にあります。すでに暴風域に埼玉県や長野県が
入っているという状況です。午後6時ごろには伊豆半島に上陸する見込みとなっていて、午後9時ごろには都心を
直撃する見込みです。その後は13日未明に三陸沖へと抜けていく見込みですが、各地で暴風が吹き荒れる
予想となっています。

12日午後6時は活発な雨雲が東北南部から静岡県の部分に掛かっていて、静岡県では午後9時ごろになると
雨雲が抜けてきますが、関東に関しては北部の山沿いを中心に活発な雨雲が掛かり続けます。13日にかけても
まだ200ミリ、300ミリという大雨が予想されます。

さらに、午前3時ごろには東北の方で特に風が強まる時間帯になりそうです。
東北や関東では最大瞬間風速50メートルや60メートルが予想されていて、先月に千葉県を直撃した台風15号の
暴風レベルと同じぐらいの風が吹くことが予想されます。

この後、大規模な停電なども考えられるため最大限の警戒が必要になります。雨と風のピークに関しては、
関東甲信では13日午前2時ごろまで、東北地方では午前8時ごろまで続きそうです。

https://news.livedoor.com/article/detail/17223104/