10月1日、各球団が来季以降契約を結ぶ意思のない選手を発表。今季0勝で自由契約となる可能性が高いと目されていた北海道日本ハム・斎藤佑樹選手の名前は入っていなかった。

戦力外通告は今後も行われるため、まだ解雇の可能性は残されているが、現状は来季もプロ野球選手としてプレーする可能性が高い。日本ハムは斎藤投手より年齢の若いピッチャーを複数名戦力外としており、一部には残留させることに不満を漏らすファンもいる。

■かつての輝きを失った斎藤投手
2006年夏の甲子園大会で優勝し「ハンカチ王子」として人気を博した斎藤佑樹投手だが、プロ入り後はパッとせず、9年でわずか15勝。

かつてライバルといわれた田中将大投手は日米通算174勝で、現在は名門ヤンキースでプレー中だ。斎藤投手とは比べることが失礼になるくらい、はっきりとした差がついた。

高校時代150キロ近い球速を誇った斎藤投手だが、現在は140キロ前後で交わす投球がメイン。2軍で生活する姿は、すっかりかつての輝きを失っている。

■活躍に期待する人は?
一方で、高校時代のような「輝き」を取り戻してほしいファンも少なくない。しらべぇ編集部が斎藤佑樹投手を知っている人1,221名に実施した調査では、37.8%が「かつての輝きを取り戻してほしい」と回答

未だに活躍を期待するファンは存在している。

■「期待していない」人の意見は
斎藤投手には「もう期待していない」と話すのは30代のNさん。

「ストレートにスピードがないので、変化球で誤魔化すような投球ばかり。それでいてコントロールが甘く、フォアボールも多いので安定感もなくて…見ていて抑えられる気がしない。

年齢も30代で伸び代もなく、集客力もなくなってきた。本人的にも、芸能活動など別の道にいったほうがいいのでは」