しかし事務所の隣にあるサムギョプサル屋さんで夕飯中、テレビのニュース番組が日本での嫌韓について報じた。
実例としてDHCテレビ提供の『真相深入り! 虎○門ニュース』が紹介され出演者たちのコメントが字幕付きで流れると、わがスタッフたちの表情が変わった。
「『従軍慰安婦』は娼婦である」「韓国の反日教育」「韓国人は怒りをコントロールできない」と力説する出演者たちが、
ジャーナリスト、ベストセラー作家、国会議員、大学教員だと説明するとスタッフたちは首を横に振りため息をついた。

意外にも腹を立てる人は皆無。他のテーブルの客たちも「あんな言葉がテレビで流れるなんて」とあきれた様子だった。
「電車に乗っても、本屋に行っても、病院の待合室のテレビの音が聞こえても息苦しくなる」と私が言うと、スタッフが「かつての韓国メディアも嘘ばっかりでひどかったです」と苦笑いした。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191008-00010007-newsweek-int&;p=5