特産の県産ワインの魅力などを首都圏を中心に広く発信してもらおうと、山梨市出身の作家、林真理子さんが日本一の
産地を意味する「ワイン県」の副知事に任命され、8日、辞令の交付式が行われました。

「ワイン県副知事」に任命されたのは、山梨市出身の作家で、日本ソムリエ協会が認定する「名誉ソムリエ」の称号も
持つ林真理子さんです。

林さんは8日、県庁を訪れ、長崎知事から辞令を手渡されました。
長崎知事は「林先生の力をお借りしながら山梨のワインの発展に努力したい」とあいさつしました。
これに対して、林さんは「1週間に4回ワインを飲むほどワインが大好きなので、大切な故郷のために力を尽くしたい」
と述べました。

山梨県は全国のおよそ4分の1のワイナリーが集中し、国産ぶどうを原料にした日本ワインの生産量が最も多い一方、
ほかの産地でも品質などが向上し、競争が激しくなっています。

林さんは、今後、県が行う県産ワインをPRする事業などにも参加する予定だということです。
林さんは「特に甲州ワインが好きですが赤ワインもおいしくなっていると思います。著名人に県内のワイナリーを
紹介したり、県産ワインをさまざまなところに持っていったりしてPRに努めたいです」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20191008/1040007941.html