湯浅政明が「日本沈没」をNetflixでアニメ化!2020年のオリンピック直後が舞台
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原作となるのは1973年に発表された小松左京による小説「日本沈没」。これまでに2度の実写映画化が展開されているが、アニメ化は今回が初となる。
「日本沈没2020」の物語は、2020年の東京オリンピック直後の日本が舞台。都内に住むごく普通の家族・武藤家の歩と剛の姉弟は、突然の大地震に見舞われ大混乱の中、家族4人で東京からの脱出を試みる。
しかし刻々と沈みゆく日本列島は容赦なく武藤家の面々を追い詰めていき……。途方もない現実と向き合いながら、歩と剛は未来を信じ、懸命に生き抜く強さを身につけていく。
原作管理を行う小松左京の次男・小松実盛氏は「『日本沈没2020』を、世界中の人々に、日本が誇るアニメーションの手法を駆使した作品として楽しんでもらうと同時に、物語に込められた“災害への警鐘”と“危機を越え未来を切り拓く”というメッセージを受け取っていただければ幸いです」とコメントを寄せた。

湯浅監督がNetflixオリジナルアニメシリーズで作品を発表するのは、2018年に配信された「DEVILMAN crybaby」以来2度目。
湯浅監督は「オリンピックイヤーに起きた、国家の存亡にかかわる天変地異の中を避難する一つの家族と、たまたまそこへ居合わせた人たち、出会う人々にフォーカスし、大災害の顛末を描きます!ご期待ください」とメッセージを綴った。

また音楽は「ピンポン THE ANIMATION」「DEVILMAN crybaby」に続き、湯浅監督と3度目のタッグとなる牛尾憲輔が担当。制作は湯浅監督か率いるサイエンスSARUが手がける。
このたび公開されたティザービジュアルには、崩壊した都市の中で一歩前に踏み出そうとする歩と剛の姿が描かれた。