国民民主党の玉木雄一郎代表は4日、自身のツイッターで、同党の関健一郎衆院議員からオーストラリア視察のお土産として、先住民アボリジニの「戻ってこないブーメラン」をプレゼントされた様子を動画で公開した。

 動画では関氏がブーメランを手渡して「お家芸といわれたブーメランですが、何と、このブーメランは戻りません」。玉木氏は「私、国会で予算委員会(の質問を)やりますけど、この戻らないブーメラン、思いっきり投げたいと思います」と満面の笑みで応じた。

 その後の記者会見で、玉木氏は「よく産経新聞に『ブーメラン』だと野党全体を揶揄(やゆ)されるが、私はブーメランを投げようと思う」と強調。さらに「私に持ってくるのもどうかと思うが、戻ってこないブーメランらしいので、しっかり相手に刺さるブーメランを投げていきたい」と宣言した。

 ブーメランはアボリジニの伝統的な武器で、転じて「相手への批判・攻撃がそのまま自分に跳ね返ってきて、ダメージを受ける」様子を指して用いられる。

https://www.sankei.com/smp/politics/news/191004/plt1910040020-s1.html