「韓国がケンカをふっかけてきた」という誤解 「知日派」韓国人の声 その1


韓国人の目から見たら、ケンカをふっかけてきたのは日本の方だろう、ということになるわけですよ。
たしかに現代の国際社会では、条約や二国間協定といったものは、国内法や司法判断に優越する、
と考えられています。

しかし、だからと言って、どこの世界にこんな抗議をおとなしく受け容れる政府があるんですか、
という話ですよ。
内政干渉どころか、韓国の三権分立が脅かされたも同然の行為ではありませんか。

日本の政治家がこの判決について「遺憾に思う」のはまったく自由ですし、その意見を世界に向けて
発信するにも、やはりまったく自由ですが、韓国政府に抗議するというのは、あきらかに筋が違う。

日本ではこういうことを「江戸の敵を長崎で討つ」と言いますよね。最大限、善意に解釈しても、日本政府の
対応にはボタンの掛け違いと言いますか、大いなる誤解があったようだと言わざるを得ません。

韓国政府は今、困り果ててますよ。
日本政府も韓国の国内世論も、きわめて非妥協的、もっとはっきり言えば頭に血が上ったような
状態になっていまして、完全な板挟みですからね。

このあたりで、お互いひとまず頭を冷やして、隣国との関係というものを建設的に考え直してみるべきではないでしょうか。

【ヤン・テフン】
1967年、釜山生まれ。韓国の大学に合格していたが、兵役満了後、日本に私費留学し、城西大学経済学部卒業。
韓国のTV製作会社の日本子会社勤務を経て、通訳・コーディネイターとして独立。現在はジャーナリストとしても活躍中。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190927-00010000-jindepth-int&;p=2


これブログ記事じゃなくてヤフーニュースだからな