東京都は、都内のインフルエンザの患者が増えているとして、26日、インフルエンザの流行が始まったと発表しました。
都内での流行の開始は昨シーズンより2か月以上早く、都はこまめな手洗いなど対策を徹底するよう呼びかけています。
東京都によりますと、今月22日までの1週間で都内419の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、
1つの医療機関あたりで1.06人となりました。
都は、流行開始の目安となる「1人」を超えたとして、26日、都内でインフルエンザの流行が始まったと発表しました。
インフルエンザは例年12月から3月にかけて流行していて、昨シーズンは12月13日に流行が始まりましたが、
今シーズンはこれよりも2か月以上、2010年のシーズン以降で最も早いということです。
都内では今月2日以降、学校や福祉施設などでインフルエンザとみられる集団感染が55件報告されています。
今シーズンはインフルエンザに対して早めに注意することが必要だとして、都は、こまめな手洗いやせきなどの
症状がある場合はマスクを着用するといった対策を徹底するよう呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20190926/1000036910.html