シャープは、2019年9月25日、スマートフォン「AQUOS」シリーズの最新モデルとして、
AQUOS zero2」「AQUOS sense3」「AQUOS sense3 plus」の3機種を発表した。
今秋以降順次発売される。各機種の特徴を解説しよう。


■軽量ボディに、驚きの4倍速駆動有機ELディスプレイを搭載するハイエンドスマホ「AQUOS zero2」

2018年12月に登場したハイエンドモデル「AQUOS zero」の後継モデルとなるのが、この「AQUOS zero2」だ。
2,340×1,080のフルHD+表示に対応する自社製の有機ELディスプレイを採用し、ボディサイズは約74(幅)×158(高さ)×8.8(厚さ)mm、重量は約143g。
なお、このボディはIPX5/8等級の防水仕様と、IP6Xの防塵仕様に対応している。
「AQUOS zero」と比較すると画面が約0.2インチ拡大したが画面解像度はQHD+(2,992×1,440)からフルHD+にダウングレードしている。

本機の有機ディスプレイは、リフレッシュレート240Hzの4倍速駆動に対応したうえで、
1フレームごとに黒の画面を差し込むことで残像感のないクッキリとした画面表示を実現している。
また、タッチパネルのスキャンレートも4倍速の240Hzに高められており、一般的な液晶ディスプレイと比較して、タッチ操作の応答速度を約80%短縮したという。
なお、指紋認証についてもAQUOSシリーズ初となるディスプレイ指紋認証となった。

基本性能は、ハイエンド向けSoC「Snapdragon 855」に8GBの大容量RAMと256GBのストレージ(UFS3.0)を組み合わせる。
OSは、最新世代のAndroid 10だ。なお、発売後2年間に最低2回のバージョンアップが保証されている。
FeliCaポートおよびNFCポートを搭載するが、前モデル同様、ヘッドホン端子は省略されている。

メインカメラは、約1,220万画素の標準カメラ(焦点距離26mm)と、約2,010万画素の超広角カメラ(焦点距離18mm)の組み合わせによるデュアルカメラ。
フロントカメラは約800万画素のシングルカメラとなる。

発売は今冬を予定している。販路については、後日それぞれのベンダーから公開される予定だ。

<続く>

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