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ツタヤの半分が韓流だった理由

「ツタヤ」の半分も韓流が占めた理由は無料だったからで、通常日本製DVDをレンタル店が購入するには保証金込みで1本数万円もする。
一般販売価格が3000円としても10倍はするのが普通なので、レンタル店が1000本仕入れると3000万円もします。
韓流ドラマはこれを無料で貸し出し、その代わりに客がレンタルされるたびに一定額を支払うシステムとしました。
仕入れた段階では1円も払わなくて済むので、ツタヤはあれほど大量の韓流ドラマを並べていたのでした。
このシステムでは販売元は利益を確保できない恐れがあるが、韓国政府が国家予算を投じて対日輸出を振興していました。
コンテンツ振興予算は数百億円という所ですが、輸出額もせいぜい1千億円台だったので輸出額の4割に匹敵する補助金を出していた事になる。
日本の業界人は「韓流の宣伝・工作費は日本の数倍でまったく対抗できなかった」と話しています。
芸能や音楽は「盛り上がっている」雰囲気づくりが重要で、特に女性は皆が関心を持っている流行りものに敏感です。
あまり聞かない音楽よりも毎日10回耳にする音楽があれば、それが流行っていると思い本当に流行りものになる。
その頃デフレ不況などで日本のテレビ音楽業界は不況であり、芸能事務所もヒットが出ない状況でした。
大手芸能事務所やレコード会社はテレビ番組に「出演枠」を持っており、紅白歌合戦にも出演枠を持っています。
テレビ局は大手事務所のバランスを取って出演者を決めるので、誰を出演させるかは結局芸能事務所が決めています。