「規定未達でありながら20本近く打つ大谷は間違いなくNPB史上最高クラスの打者だぞ!」


■ 米大リーグ「飛ぶボール」エックス線検査で裏付け [2018年3月3日]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/201803030000167.html

メジャーの公式球が飛ぶボールに変わったとの疑惑が消えない中、
米国で新たな研究結果が発表され、ボールの芯の密度が変わって
いることが分かった。

1日付の米ニュースメディア「ファイブサーティエイト」によると、
南カリフォルニア大とケント州立大学がボールをエックス線で検査し
分析した結果、ボールは15年球宴前と後で違っており、現在の
ボールの芯は以前のものより密度が約40%薄く、重量も約0・5
グラム軽くなっているという。また米ヤフースポーツは、ボールの
芯を包んでいる物質が以前のものより浸透性が高く、それが密度の
薄さにつながっていることが考えられると指摘している。

メジャーでは14年から17年の間に本塁打が46%増加し、昨季は
史上最多の6105本塁打を記録。現在の公式球は15年球宴以前より、
約2・6メートル遠くへ飛ぶとの試算も出ており、ボールが
2・6メートル遠くに飛ぶと本塁打数は25%増加する計算に
なるという。

ボールの変化については、昨年も縫い目の高さが以前より低くなり、
表面が固くなったなどの変化が指摘されていた。だがロブ・マンフレッド・
コミッショナーはこれまで、変化について完全否定を続けており、
大リーグ機構は今回の研究結果については、コメントしなかったという。