さらに、全てのMLBの球団に提出されたメディカルレポートでは、
右肘靱帯にグレード1の(4段階で最も小さい)損傷があると
記されていたと言及。
エンゼルスは1年目のスプリングトレーニングで大谷をゆっくりと
マウンドに立たせたが、それでも肘は悪化したとした上で、靭帯損傷で
降板してからは「たった1度しか登板していない」とも伝えた。

ブルーム記者は「この間ずっとエンゼルスは、彼の健康問題と
彼の将来のチームへの貢献度に楽観的だった。彼はまだ25歳で、
投手としても、打者としても素晴らしい兆候を見せていた」と
しながらも、「しかしエンゼルスがオオタニとサインしたのは、
投球能力であり、打者としては価値はない」と指摘。

NPB時代から過去3シーズンで先発したのは15試合のみであることを
踏まえても、「来年18か月のブランクを経てメジャーリーグの
マウンドに戻ってきたとき、彼がどんな活躍をするか、誰も予測が
できない」とこの状況を嘆いた。