韓国の外貨準備はいくらか

1997年のアジア通貨危機では250億ドルあると言っていた外貨準備が、実際にはゼロだったので破産しました。
2019年現在韓国は公称4000億ドルの外貨準備があり、日本や中国の1兆ドル以上には及ばないが、十分な金額です。
それは「本当に存在するなら」充分ですが、1997年と同じく現実には所有していないのに、あると言っています。
日本は1.2兆ドルの外貨準備のほとんどを米国債で保有していて、米財務省の発表とも一致しています。
韓国の米国債保有額は約1000億ドルほどに過ぎず、後の3000億ドルは所在が不明です。
カラクリの一つは日本の外貨準備は政府が保有する外貨なのに対し、韓国は民間が保有する分を含めて外貨準備と言っています。
民間がいくらドルを保有していても、ウォンが下落した時「そのドルでウォンを買え」と命令できないので、無いのと同じです。
民間保有分が約1000億ドル、政府保有分が約3000億ドルなので、米国債を差し引いて2000億ドルが行方不明です。
報告書によると米国債の他に株式1000億ドル、長期債や社債や(いかがわしい)有価証券900億ドルほどを保有しています。

この米国債以外の有価証券を、そもそも韓国政府は所有していないのではないかという疑惑が以前からある。
このカラクリはおそらく、借金をした分債権を購入し「カードで借りて銀行に預金している」ような見せ金と考えられています。
韓国経済研究所の試算では、1200億ドル程度外貨不足が生じるとしているので、4000億ドルよりかなり少ないのでしょう。
韓国の対外債務は4400億ドル、外貨準備は4000億ドルなので、韓国は純債務国で借金のほうが多い国です。
ちなみに日本は341兆円のプラスで、外貨が余ってしょうがない国なので、韓国に少し貸してもお腹は痛みません。(だからタカられます)
もし韓国が外貨準備を水増ししているとすると、大幅な対外債務超過国なので、ウォンが下落したら支えられる筈がありません。