「獺祭」4製品26万本自主回収へ アルコール度数ばらつきで旭酒造
https://mainichi.jp/articles/20190909/k00/00m/020/304000c

 人気の日本酒「獺祭(だっさい)」を製造する旭酒造(本社・山口県岩国市)は9日、
製造ミスにより本来のアルコール度数とは異なる製品を出荷したとして、
4製品計約26万本(小売金額で約6億5000万円分)を自主回収すると発表した。

 回収するのは、いずれも今年4、5月と7月1〜30日に製造した「獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分」
「獺祭 純米大吟醸45」「獺祭 等外」「獺祭 等外23」で、一升瓶12万8730本と四合瓶13万1765本。

 旭酒造によると、酒蔵で発酵終了時にアルコール度数17%の原酒に加水して16%に調整する工程で、
担当従業員がかき混ぜるのを怠ったため、17%の酒と12%ほどの酒が混在して出荷された。
内部調査で分かった。健康に被害を与えるものではなく、今のところ購買者からのクレームもないという。
(略)