韓国大統領府は9日午前、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の側近で、さまざまな疑惑が浮上していたチョ・グク氏を
法相に任命した。

一方で、このチョ・グク氏の家族による私設ファンドへの投資疑惑をめぐり、韓国検察は、横領などの疑いで
ファンドの代表らの拘束令状を請求した。

チョ氏をめぐっては、家族が私設ファンドにおよそ1億3,000万円の投資を行い、その後、ファンドが出資した会社が、
公共事業で多額の利益を得たとの疑惑が浮上している。

捜査を続けていた韓国検察は9日、私設ファンドと、そこから出資を受けた会社のそれぞれの代表について、
横領などの疑いで拘束令状を請求した。

検察は先週、チョ氏の妻を私文書偽造の罪で在宅起訴しているが、一連の疑惑で関係者の身柄拘束に向けた
動きは初めて。
https://www.fnn.jp/posts/00423708CX/201909091246_CX_CX