大雪山系白雲岳(標高2230m、北海道で3番めに高い山)の山腹にある避難小屋周辺をエサ場にしているヒグマのリポートです。
8月、白雲岳に登り、避難小屋を利用しました。白雲岳避難小屋は、夏の登山シーズン中は管理人さんが常駐していて、宿泊施設にもなっています。
この日は、テントで泊まるつもりでしたが、管理人さんによると、「テント場の横にヒグマが来るので、テント場の使用はオススメできません」とのことで、小屋に泊まることにしました。
ほぼ毎日、ヒグマは出ているようなので、あまり無駄な行動はせず、のんびりとしていました。
夕暮れになり、夕飯の支度をしていると、ヒグマは現れました。
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ハクサンボウフウを美味しそうに食べています。
ハクサンボウフウはセリ科の高山植物ですが、ヒグマはこの草が好物のようで、豊富に生えているこの場所が気に入っているようです。
存分に食べたあと、ヒグマは下のほうに降りて行き、そのまま見えなくなりました。
翌朝、朝食の支度をしていると、また、ヒグマが現れました。
昨日と同じ場所で、やはりハクサンボウフウを食べています。
食べ終わると、テント場の横から小屋の横15〜20mくらいのところを通って、緑岳への分岐の看板の辺りで、こちらをひと睨み。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/66990