等身大のヒト型ロボット「ヒョードル(Fedor)」を載せたロシアの宇宙船「ソユーズ(Soyuz)」が24日、国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングに失敗した。同国の通信社が報じた。
報道によると、グリニッジ標準時(GMT)午前5時半(日本時間同日午後2時半)に予定されていたソユーズとISSとの最初のドッキングが失敗した後、繰り返し操作が試みられたという。
ヒョードルはISSで10日間にわたり船内で、宇宙飛行士らの補助作業を習得する予定だった。
「最終実験実証物体研究(Final Experimental Demonstration Object Research)」の略称であるヒョードルを乗せたソユーズは22日、
カザフスタン共和国にある、ロシアのバイコヌール宇宙基地(Baikonur cosmodrome)から打ち上げられ、9月7日まで滞在予定となっていた。
ロシアにとってヒョードルは、同国が宇宙へ初めて送り出したヒト型ロボットだという。(c)AFP

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