日本との軍事協定延長か きょうNSC開催=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)は22日、国家安全保障会議
(NSC)常任委員会の会議を開き、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)
延長の可否を議論する。

 青瓦台はNSCでの議論を経てGSOMIAに対する立場を整理した後、文在寅大統領
にこれを報告。文大統領が協定延長の可否を最終決定し、早ければこの日午後に
金有根国家安保室第1次長が結果を発表する。
 青瓦台の関係者は聯合ニュースの取材に対し、「遅くとも23日には延長の
可否が発表されるだろう」と伝えた。
 協定の更新期限は24日で、どちらかが破棄を通告しない限り、1年間自動延長
される。
 GSOMIAを巡っては、韓米日の安保協力の重要性を考慮し、延長を決める可能性が
高いと見られている。
 ただ、延長したとしても、当分の間は情報交換を中止して協定の実効性を弱め、
日本に圧力をかける手段として活用することを検討しているとされる。
 日本の経済報復への対抗措置として、破棄を求める声も少なくないため、青瓦台は
期限ぎりぎりまで検討を続けるとみられる。
 文大統領と青瓦台は21日の韓日中外相会談の結果などを総合的に検討するものと
みられる。(略)
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190821004700882