告げ口外交の国

●だいたい4つのパターン
 これについて、少し視点を変え、韓国側から眺めてみましょう。

 先日の『「欧州告げ口外交」ツアー始まる 北朝鮮以下の韓国』とも重なる論点ですが、
韓国が自分の思い通りにならないときに意見をゴリ押ししようとすれば、だいたい次の4輸出管理上の「ホワイト国」
(8月2日時点で呼称を「グループA」に変更)から除外する方針を発表したことを受けた韓国の反応も、
見事にこの@〜Cのパターンに当てはまっています。

@日本との協定や条約の破棄など不法行為をチラつかせる「瀬戸際外交」
A米国や中国のような「強い国」に媚を売り、日本に圧力を掛けさせる「圧力外交」
Bあることないこと織り交ぜて日本を揺さぶる「ウソツキ外交」
C国際社会に対してロビー活動をして「日本の不当性」を強調する「告げ口外交」

 日本の経産省が7月1日に、半導体材料などを個別承認に切り替えるとともに、いわゆる輸出管理上の「ホワイト国」
(8月2日時点で呼称を「グループA」に変更)から除外する方針を発表したことを受けた韓国の反応も、
見事にこの@〜Cのパターンに当てはまっています。

 たとえば@については、韓国政府は現在、日韓包括軍事情報保護協定(日韓GSOMIA)の破棄を匂わせていますし、
Aについては米国に対し何度の仲裁を依頼しては断られるという醜態を見せています。

 一方、Bの典型例としては、昨日の『世耕経産相「韓国と協議せず」、当然の発言だ』でも説明したとおり、
韓国側が7月12日に経産省を訪れて事務的説明を受けた際に、それを勝手に「第1回協議だ」などとウソの発表を行ったことが記憶に新しい点でしょう。

 あるいは、韓国が自国の輸出管理上、日本を「ホワイト国」から除外すると発表しているのも、瀬戸際外交ないしはウソツキ外交のようなものでしょうか。

https://vpoint.jp/world/korea/142247.html