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旅行業界の苦心はこのような状況だけではなく、代替需要の発掘も容易ではないことにある。
中国の場合、最近の中国の航空当局が今後2カ月間、中国全路線の新規就航を受けないと告知した。
業界は、景気低迷と為替の上昇など構造的状況がより窮屈になっていると口をそろえた。
景気に敏感な旅行業の特性上、景気さえ良ければ何とか代替需要の発掘が可能だが、今のように景気が低迷すると、手の打ちようがないということである。
2年前の中国「THAAD事態」の時は、全体的な景気が良かったおかげで、中国の旅行需要が他の場所に置き換えられ、業界が打撃を受けることはなかったが、今はそのような期待もしていない状況だ。
業界のある関係者は「最近、悪材料に直撃を受けたうえ、景気が良くなく、完全に「泣き面に蜂」だ」とし「当面の問題がすぐに解決することもなく、第2四半期の実績も不振で、これからもっと悪くなるようだ」と述べた。