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討論会に参加したギムジョンボン前国家情報院室長は「韓日を狙った中国の何千もの核ミサイルを抑制するためには、中距離ミサイルに核弾頭搭載が避けられない」とし
「中距離ミサイル配備受け入れは戦術核半島配置につながるだろう」と観測した。
またシンインギュン自主国防ネットワーク代表は、米国がアジアに配置される中距離ミサイルの打撃目標は北京であり、距離が最も近い平沢(※ピョンテク市)への配置が米国が望む最高のシナリオだと説明した。
新代表は続いて「米国は現在、新型戦略火力ミサイルを開発しており、2020年末に実戦配備を目標にしている」とし「心の中では韓国への配置を切に願っていますが、北米会話の雰囲気を考慮して口に出してはいないのだろう」と述べた。
新代表は、「日本の沖縄や台湾から中距離ミサイルを発射すると、北京まで到達するのに13分ほどかかるが、900 km離れた平沢からなら8分で打撃が可能だ」とし
「この3〜4分の縮小は習近平主席の避難や迎撃システムの準備を非常に困難にさせるため戦略的に大きな違いがある」と説明した。
また「私たちは、戦略火力ミサイルを韓国に配置することを条件に、北朝鮮の戦術核、THAAD、イージスアショアの追加配置を要求することができ、防衛費分担金を削ってもらう交渉をすることもできる」とし
「1年に与える防衛費6兆ウォンでこのすべてを備えることはもちろん、米国の追加の譲歩と強固な信頼まで確保することができる」と強調した。