20歳で白血病を発症し、治療の副作用で不妊になる可能性が高いと告知された女性が
昨年秋、男児を出産した。放射線治療の開始を前に、将来の出産を強く望む女性の訴えを受けた
福岡市の生殖医療専門施設が、女性の卵子を7年半にわたり凍結保存。夫の精子と顕微授精させ、
母体に戻し妊娠した。「あの時、赤ちゃんを諦めずに良かった」と女性。同様の症例は
国内で10例ほどとされ、医療関係者は「子どもを望むがん患者の希望になる」と歓迎している。

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