【ワシントン共同】ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は14日、緊迫する香港情勢を巡り「中国は非常に慎重に
動いた方がいい。米国人は天安門事件を覚えている」と警告し、中国軍や治安部隊による介入をしないようけん制した。
米政府系メディア、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)のインタビューで語った。
 香港と隣接する広東省深センに集結する中国の武装警察を念頭に、ボルトン氏は「米国人は戦車の列の前に立ちはだかった
男性の写真を覚えているし、1989年の中国政府による鎮圧を忘れてはいない」と指摘。
デモ隊の武力制圧に乗り出せば「大きな過ちとなるだろう」と強調した。

https://www.daily.co.jp/society/main/2019/08/15/0012610689.shtml