白老町虎杖浜・竹浦地区の海産物や温泉をアピールするイベント「虎杖浜かに・たらこ・温泉三大まつり」が
3、4の両日、同町竹浦の水産物販売・かに王の東側広場で開かれ、毛ガニなどを買い求めたり、
ステージイベントを楽しんだりする人たちでにぎわった。

実行委員会によると、2日間の来場者数は前年を500人上回る1万2500人に上った。

虎杖浜竹浦観光連合会主催の恒例イベントで8回目。目玉の釜ゆで毛ガニ販売のコーナーに来場者の長い列ができ、
制限時間内にたらこを好きなだけ容器に載せられる「たらこ載せ放題」などの新企画も人気を集めた。

会場にはカレイやイカ、ウニ、ホッケなど海産物販売のテントが並び、大釜で調理したかに汁も売れ行きを伸ばした。
テーブル席で海産物や牛肉の炭火焼きを味わう人々の光景も広がった。

会場では、毛ガニや温泉ホテル宿泊券などが当たるビンゴ大会、女性の尻相撲大会、歌謡ショー、虎杖浜小児童の
よさこい踊りなどさまざまなプログラムも展開され、来場者は真夏のイベントを満喫していた。

初日の3日に来場した白老町在住の佐々川栄吉さん(80)は、会場で購入したエビやタコの料理を味わいながら
「地域を活性化しようという関係者の思いが伝わるイベント。また来年も来ます」と笑顔で話した。 

http://www.hokkaido-nl.jp/article/12931