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お笑い界イチ、義に厚いといわれる極楽とんぼの加藤浩次(50)が仕掛けた「加藤の乱」。
司会を務める「スッキリ」(日本テレビ系)で「経営陣代わらなかったら会社を辞める」と吉本興業に迫ったまでは格好よかったのだが、いつのまにやらトーンダウン。
結局、あっという間に現経営陣の軍門に下ってしまった。

「現経営陣に対し反旗を翻した時は、吉本内でくすぶる芸人らから“若大将”と持ち上げられ物凄い人気だったんです。
ところが岡本昭彦社長や大崎洋・吉本興業ホールディングス会長は相変わらず居座ったまま。やがて加藤も沈黙し誰もが貝のように口をつぐんでしまったんです。
加藤は一体、何をしたかったのか? いまとなっては謎ですね」(テレビ局関係者)

 そんな加藤を今後、待ち受けているのは目を覆いたくなるような“干され地獄”だという。

「加藤はハシゴを外されてしまったんです。読みが甘かった。
明らかにクーデターの失敗ですよ」と声を潜めて証言するのは「スッキリ」の番組関係者だ。こう続ける。

「加藤が吉本興業の元幹部にそそのかされる格好で明石家さんまを社長にすべく動いていたという噂がありました。
結論からいえば、さんまさんがそんな話を受けるわけがない。いずれにせよ加藤は自ら墓穴を掘ってしまったと言っても過言ではない」

 どんなに売れていようが、一度でも吉本興業に反旗を翻した芸人らの末路は哀れだ。