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アメリカ合衆国アリゾナ州ツーソンに住むエディ・コリンズさんはここ数か月、ずっと失意のどん底にいた。かわいがっていた愛犬のジェニーが4月以来ずっと行方不明だからである。
ジェニーは、ガソリンスタンドに併設されたサークルKで突然姿を消してしまったという。
愛するジェニーのため、エディさんは毎日できうる捜索活動を行った。迷子犬のポスターを作って貼ったりはもちろん、近隣の保護施設の確認も片っ端から毎日欠かさず行った。しかし依然として愛犬はその姿を現さない。
誘拐されてしまったのだろうか。それとも何か不幸な事故があったのだろうか。万が一、何らかの間違いで誰かのもとにいるならば、何としてでも何を差し出してでも自分のもとにかえってきてほしい。
そう考えたエディさんは、ジェニーを発見した人へ謝礼を差し出すことを決意した。なんとそれは、彼のほぼすべての財産ともいえる家である。
謝礼として差し出した家は彼の持つほぼすべての財産だった
エディさんが提示した謝礼はエディーさんが所有する１寝室付きの住宅、土地の一部、作業場
つまり、エディさんの財産ほぼすべてだ。「ジェニーに会いたい」悲痛なエディさんの想いが彼を駆り立てる。この驚きの謝礼品はインターネット上で今もなお話題を呼んでいる。
エディさんの愛犬ジェニーはメスのチワワ。現在2歳だという。日々を共にし、苦楽を共にしたジェニーはエディさんにとっては特別な存在となっていた。
エディさんはある人にとってはシマリスが自分の至上の宝物かもしれません。私にはチワワのジェニーなんです。財産なんて持っていても意味がありません。私にはジェニーがすべてです。ジェニーを愛していて、ジェニーに一刻も早く会いたい、それだけなんです。
とコメントしている。
エディさんの人生をかけた愛犬捜索だが、7月末の時点ではまだジェニー発見の続報は届いていないそうだ。
ペットが行方不明になった際の不安は、ペットを飼ったことがあるものならばみんなよく分かるだろう。一刻も早くエディーさんとチワワのジェニーが再会できることを祈りたい。
