パキスタンのイムラン・カーン首相はトランプ米大統領に対し、カシミール地方の情勢正常化についてインド、パキスタン間で行う交渉の仲介役となるよう呼び掛けた。
カーン首相はツィッターを通じ、「トランプ大統領はカシミールについての仲介役を申し出ていたが、その時が到来した。
なぜならインドの占領勢力の暴力的な行為のせいでコントロールライン沿いの情勢は再び混迷しているからだ。これは地域規模の危機に拡大する恐れがある」と危惧感を表している。
8月3日、パキスタンは条約によって一般市民に対する使用が禁止されているクラスター爆弾を両国のコントロールラインで用い、殺戮を行ったとしてインドを非難した。
インドはこの非難を否定した。パキスタン側はこのコントロールラインでの衝突で4歳の男児を含む2人の一般民が死亡し、11人が重傷を負ったと発表している。

https://jp.sputniknews.com/middle_east/201908066554434/