西宮市のホールの利用料金を返還したとする書類を偽造したとして、警察は担当の職員を逮捕し、返金したようにみせかけて着服していた疑いがあるとみて捜査しています。
職員は、「身に覚えがない」と容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは、西宮市労政課の副主査で、市が運営するホールの管理を担当している末竹好太郎容疑者(33)です。
警察によりますと、ことし4月、ホールの利用予約をキャンセルしたとして料金の返還を求める書類と、領収書合わせて6枚を偽造したとして、有印私文書偽造の疑いが持たれて
います。

【西宮市長は】
西宮市では、官製談合事件で職員2人が逮捕されるなど不祥事が相次いでいて、ことしに入って職員の逮捕は今回が5人目になります。
石井登志郎市長は「またしても職員が逮捕されたことは、市長として痛恨の極みで、改めて深くおわびします。再発防止の取り組みをより一層強化します」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20190805/2020004490.html