5日ウォンの価値が1ドル=1200ウォンの下に落ち、2年7ヶ月ぶりに最低値を記録している。コスピ指数は前半1970線支持に失敗した。コスダックは600線が崩れた。
日本のホワイト国排除と米・中貿易紛争激化など内憂外患にウォンと株価指数が不安に揺れている。
5日午前10時25分現在、ソウル外国為替市場でウォンは前取引日より10.9ウォン上がったドル= 1212.7ウォンで取引されている。
最近2営業日中に14.9ウォンも下落したウォンは同日取引開始直後まで3日間続けて25ウォン以上下落し、急落傾向をたどっている。
ウォンの価値が取引中1ドル=1200ウォンの下に下がったのは、2017年1月11日以降、2年7ヶ月ぶりだ。
ウォン円のクロス為替レートは、同日午前9時01分現在、100円=1128.51ウォンで取引されている。
この日の株式市場も一斉に下落した。同じ時間、コスピ指数は前日より1.82%(36.27ポイント)下げた1961.86で取引されている。
コスピ指数は2016年12月5日取引場1960.65を記録した後、2年8ヶ月ぶりに最も低い水準を示している。
コスダック指数は前日より3.05%(18.79ポイント)下げた596.91で取引している。
コスダック指数は取引中596.85まで落ちた17年3月10日以降、2年5ヶ月ぶりに最低値で取引されている。
この日、ウォンの価値と株価指数が不安に揺れるのは、日本のホワイト国排除措置による韓日貿易紛争とアメリカの対中追加関税などで、米・中貿易紛争に再び火がついたからだ。
イ・ギョンミン、ハナ証券研究員は「韓日両国の貿易の「強対強(売り言葉に買い言葉)」の対決構図が持続されるという点は、心理的な不安要因」としながらも、
「米国の金利引き下げ後の金融政策の不確実性の拡大、米中貿易紛争激化などがグローバルリスク資産安と安全資産強気を明らかにした」と述べた。
グァク・ヒョンス新韓金融投資研究員は「(コスピの)合理的底点を1900〜1950ポイントに設定する必要がある」とし
「逆説的に高い在庫影響で、日本の輸出規制でも韓国企業の利益毀損は大きくないだろう」とした。

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