日本が韓国をホワイトリスト(輸出手続きの簡素化国)から除外した場合、二次電池の中核素材であるパウチの韓国への輸出が中断される恐れがあり、電池メーカーが超緊張している。
パウチは、バッテリー内部の化学反応を起こす材料を包み込むアルミ・プラスチック複合材料である。

日本政府は、早ければ来月2日に行われる閣議で韓国をホワイトリストから除外する内容の輸出貿易管理令の改正案を処理する方向で最終調整していると26日、読売新聞が報じた。
この場合、日本企業はパウチなど1115品目(戦略物資)を韓国に輸出する際に、日本政府からの個別の許可を受けなければならない。
去る4日から半導体材料の輸出を規制している日本がホワイトリスト除外を介して韓国の新成長産業である二次電池を攻撃するという見通しが出ている。
韓国のバッテリーメーカーは、100%日本産パウチを使っている。
パウチ輸出を規制する電池だけでなく、携帯電話、電気自動車など関連産業まで全方位打撃を受ける恐れがあるという観測が出ている。
LG化学、サムスンSDI 、SKイノベーションなど3社のリチウムポリマー二次電池に入るパウチを日本DNPと昭和電工から全量供給を受けている。
両社はこれまで、中国供給価格の半額レベルで高品質のパウチを韓国3社に供給してきたことが分かった。
バッテリーメーカーの関係者は、「パウチは、技術と価格の面で、日本に大きく押される状況で輸出規制が現実化すると、かなりの打撃を受けるしかない」と話した。

二次電池(バッテリー)は、半導体に続き、韓国が日本を逆転した代表的な先端産業として挙げられる。
LG化学、サムスンSDI、 SKイノベーションなど電池3社のグローバル市場占有率は40%に迫る。
性能と価格などを総合的に考慮した競争力は韓国電池3社は世界最高水準に挙げられる。
陽極材と陰極材、分離膜、電解液などの4大原材料はほとんど国産化に成功した。

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