京都市伏見区の「京都アニメーション」スタジオの放火殺人事件で、現場から見つかった遺体34人のうち、27人が焼死だったことが23日、京都府警の調べで分かった。府警は同日、すべての遺体の司法解剖を終えた。

府警によると、死因は全身やけどなどの焼死が27人、一酸化炭素中毒が4人、窒息が2人だった。残る1人の死因は分からなかった。

 これまでの調べで、会社や家族と連絡が取れない安否不明者は20〜60代で、半数以上が20〜30代。府警はDNA型鑑定などで身元確認を急いでいる。

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