韓国の最高裁にあたる大法院が日本企業に対し賠償を命じた元徴用工訴訟を巡る問題で、
韓国外務省は日本側が日韓請求権協定に基づき提案していた
第三国による仲裁委員会開催に応じない方針を示した。一方、日本による
半導体材料の輸出規制強化措置に対し、韓国は世界貿易機関(WTO)での
議論を提起。戦後最悪の状態となった日韓関係が長期化の様相を見せている。

「韓国は引くに引けない状況に陥ってしまっていると思う。しかし、これは“身から出た錆“で、
しょうがない。実際には韓国の人たちはそんなに日本のことが
嫌いではないと思う。観光に来る人は多いし、日本の製品もいっぱい買ってくれる。
けれども、表立って親日だとは言えない。こういった韓国のゆがんだ社会状況が
事態をどんどんエスカレートさせてしまっているのではないか。だから韓国では
これまでも困ったら“反日“によって支持を回復させてきた。本来なら北朝鮮の危機や
中国が膨張していることに対して日米韓でしっかり連携して対処していくことが
重要なのに、経済状況も良くない中、文政権がこのタイミングで日本と融和して
やっていこうと言えば、親日派だというレッテルを貼られてしまうことになる。
自分達でも深みにはまっているのは分かっているし、日本との関係を悪化させても
自国にとっていいことは何もないというのも分かっているが、突き進むしかない状況だと思う」。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190720-00010004-abema-kr