日本が中核素材3品目に対する輸出規制の強化措置に続き、韓国をホワイトリストから外すことよって
連鎖被害が懸念される。半導体生産に欠かせないシリコンウエハーが輸出制限品目に含まれる場合、
三星電子とSKハイニックスの半導体の生産が即刻的な打撃を受ける見通しだ。

シリコンウェハの世界シェア
1、27%日本信越化学、2、26%日本SMUCO、3ドイツシルトロニック 4アメリカサンエジソン 5韓国SKシルトロン
15日、産業通商資源部と関連業界によると、日本は、この12日、韓日戦略物資輸出統制の担当実務者間の二国間協議で
韓国を安保上の友好国家であるホワイト国家から排除するという立場を再確認した。
日本は現在、これに向けた法令改正の手続きに着手し、来る24日まで意見聴取期間を進行する。

ホワイト国から韓国が除外される場合、先端素材や電子、通信、センサーなどの分野で1100あまりの品目が
規制対象に上がるものとみられる。そのなかには日本への依存度が高いシリコンウェハーと
ブランク・マスク、リソグラフィ装備などが含まれており、半導体業界は神経を尖らせて対応策作りに突入した。

半導体生産の主要原料であるシリコンウェハーは、対日依存度が高い。15日、韓国貿易協会によると、
先月末基準のシリコンウエハーの輸入規模は約4億7000万ドル(約5500億ウォン)で、日本産は全体収入の39.7%に
達するほど比重が高い。韓国の全体シリコンウェハーの輸入額は前年同期より7.2%減少したが、日本産は12.5%増えた。
業界ではサムスン電子とSKハイニックスの日本産ウェハーへの依存度は50%以上と見ている。

昨年、国際半導体装備材料協会によると、シリコンウェハーのグローバル市場占有率は日本の信越化学科
ソムコがそれぞれ27%、26%に1.2位を占めている。ドイツシルトロニック、米国サンエジソン、
国内SKシルトロンもウェハーを生産しているが、生産量と品質面で日本メーカーとの格差が大きいという評価だ。

三星とSKハイニックスは特に微細工程難易度が高い最先端製品で日本産ウェハーを使用している。
現在ウェハーの需給状況がタイト化したうえ、供給会社変更の際の製品のテストにかなりの時間がかかるため、
DRAMやNANDフラッシュ、システム半導体の全般に生産支障が避けられない。

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