日米地位協定に基づくアメリカ軍の航空機事故に関する指針の見直しについて、岩屋防衛大臣は
「遠からず合意できるのではないか」と期待感を示しました。
「規制線内における我が国当局による立ち入り等について改善されるべく、今、協議を続けている。
遠からず合意できるのではないかと期待しています」(岩屋毅 防衛相)
岩屋大臣はアメリカ軍の航空機が米軍基地の外で事故を起こした際、日本側が規制線内に
立ち入ることなどについてアメリカ側と協議しているとしたうえ、「交渉は大詰めだ」という
認識を示しました。
2004年に沖縄県宜野湾市の沖縄国際大学に米軍の大型輸送機「CH53」が墜落・炎上、
おととしにも、東村で米軍機が不時着・炎上する事故が起きていますが、日本側が立ち入る前に
アメリカ側が機体の大半を撤去していたことなどから地元からは反発の声が上がっていました。
岩屋大臣は米軍機の事故に関する指針について、「改善を目標に協議している」としたうえで、
「遠からず合意できるのではないか」と期待感を示しています。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3721145.html