「バスに乗りたかった」 5分前に無断早退147回の職員処分 埼玉・川口市
6/29(土) 8:48配信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190629-00000011-mai-soci

川口市北スポーツセンターのHPより
 上司の許可を得ずに早退を繰り返していたとして、埼玉県川口市は28日、生涯学習部北スポーツセンター主査の男性職員(41)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。

 市によると、職員は2018年1月10日から今年2月26日にかけて147回にわたり、早番の終業時刻の午後5時15分を待たず、5分前に許可なく早退した。勤務は早番と午後9時15分終業の遅番があり、早番のほとんどで無断早退を繰り返していた。職員はバス通勤で「5時20分のバスに乗りたかった」などと話しているという。

 市教育委員会教育総務課の担当者は「緊急の場合や通院などを除き、『早くバスに乗りたい』というのは理由にならない」と話し、茂呂修平教育長は「このようなことがないよう、職員による綱紀の粛正、法令順守意識の向上に努めます」とのコメントを出した。