‪「親中メディア」への反対デモ 独立派議員らの呼び掛けで/台湾 | 社会 | 中央社フォーカス台湾
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(台北 23日 中央社)中国寄りのメディアに抗議するデモが23日、総統府前のケダガラン大通りで行われた。発起人の一人、
台湾独立派政党「時代力量」の立法委員(国会議員)、黄国昌氏は、中国勢力の浸透に反対する姿勢を示すとともに、
放送事業などの監督機関、国家通訊伝播委員会(NCC)は強硬な姿勢を見せるべきだと訴えた。

デモは黄氏と、企業家でインターネット有名人の陳之漢氏の呼び掛けで行われた。
陳氏は、政治や社会問題についてネット上でたびたびコメントすることで知られており、今月中旬にも香港から中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案にからみ、
ネットのライブ配信で中国を批判していた。これに加えて、台湾の一部メディアが香港での出来事について十分に報道していないとの見方も示していた。

デモが行われたこの日は雨が降っていたが、多くの人がかっぱを着たり、傘を差したりして参加。「赤色(中国共産党の象徴)メディアを拒否、台湾の民主主義を守ろう」
などと声を上げた。配信されたライブ映像では、ケダガラン大通り上にある景福門の周りが参加者で埋め尽くされている様子が映し出された。
周辺には警察官約220人が配置されたという。

蔡英文総統は同日、出席したイベント後の取材でデモに言及。デモの発起人に謝意を示し、
台湾メディアへの中国勢力の浸透に対する社会の危機感を高める効果があるとの考えを示した。

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