北から南へ徒歩で日本を縦断中、山形県鶴岡市の海岸付近で地震に遭遇し、
新潟県村上市の避難所で住民らと一夜を明かした米ニュージャージー州在住の
教師、サミュエル・ギーセカーさん(25)は、津波注意報を知らせる
防災行政無線が聞き取れず、知人からの電話連絡で避難すべきことを知った。
「大きな地震で、状況を把握できずにパニックに陥ってしまった」と
当時の恐怖を語った。
(中略)

 ギーセカーさんは「日本は外国人観光客も多いので、国際的に知られている
『ツナミ』という単語をゆっくり繰り返して放送するだけでも、
外国人にとっては意味がある」と訴えた。

https://mainichi.jp/articles/20190620/dde/007/040/024000c