21日午後、中津川市の山で、ダムの建設予定地の調査を終えて下山していた岐阜県の職員の56歳の男性が谷に滑落し、まもなく死亡しました。

21日午後2時前、中津川市の山で渓谷沿いを歩いていた男性が足元にあった岩の上から10メートルほど下の谷に滑落しました。
滑落したのは岐阜県の恵那農林事務所の課長補佐、阿部義昭さん(56)で、頭や胸などを強く打っていて、まもなく死亡が確認されました。
警察によりますと、阿部さんは県の職員5人とともに、ダムの建設予定地を調査するため、午後から現場の山に入り、調査を終えて下山する途中だったということです。
当時、阿部さんはヘルメットをかぶり、靴底にスパイクがついた長靴を履いていたということですが、滑落した岩の表面には、湿ったこけが多く生えていたということです。
警察は阿部さんとともに下山していた5人から話を聞いて、詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20190622/3080001921.html