休日に社長一家のため『人間ファストパス』…法律的に考えてみた 要点は“業務”と“労働の強制”


「社長も“ブラック”を超える“スーパーブラック企業”だと…」
 勤めていた会社で、社長からパワハラを受けたと元従業員の男性が告発し、社長を提訴しました。

Aさん:
「24時間働いても、40時間運転しても、給料は変わらない」
 訴えを起こしたのは、全国でたこ焼き店などを展開する会社の元従業員Aさん。
 社長が業務の域を超えた命令をしたことで、「自分の時間を奪われ、精神的苦痛を受けた」と話します。
 Aさんの主張の一つが「休みの日に行列並び」。

<Aさんと社長とのSNSでのやり取り>
Aさん:
「ハニーハント(ファストパスの配布)終わってました!」
「2時間20分待ちでした」

社長:
「了解です!」
「バズをまず宜しく」

Aさん:
「了解です!」
「並びました!90分待ちです」

社長:「りょ」

 休日に、社長の家族サービスのため、テーマパークに同行させられたというAさん。
 そこで社長は、1時間や2時間待ちのアトラクションにAさんを並ばせ、「15分前になったら呼んで」と指示。
 その間、社長と家族はカフェなどで休んでいたというのです。

Aさん:
「断ったりしたら嫌がらせで、もっと長時間働かせたり…」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190622-00010000-kantele-soci