厚生労働省の調査によれば、世帯年収が1000万円を超える世帯は全体の10%ほどになっているようです
。年収1000万円というと富裕層の入口として、当面の目標にしている人も多いと思います。
しかし、年収1000万円は果たして豊かな生活を実現してくれるのでしょうか。

まず考えなければいけないのは、手取りの収入がいくらになるかです。年収1000万円といっても、額面金額であればそこから所得税や住民税が差し引かれ、実際の使えるお金は減少してしまいます。

また、家族構成によっても豊かさは変わってきます。同じ年収でも独身者と子供がいる家族では、
1人当たりの可処分所得は変わってきます。厚生労働省の調査でも、子供のいる世帯の生活感が厳しいという傾向が出ています。

精神的な豊かさは考慮せず、ここでは物質的な豊かさだけを考えてみます。
例えば、東京での理想のライフスタイルを考えた時、どのくらいの世帯年収が必要なのでしょうか。

東京で生活する場合、賃貸物件に住んでいればまず家賃がかかります。都心の物件はワンルームでも10万円近い家賃になっています。
ファミリーで東京23区のそれなりの場所に住むためには最低でも20万円くらいの家賃が必要になります。
人気エリアになれば30万円近い家賃も珍しくありません。



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