滋賀県草津市は18日、市立幼稚園で2017年1月、園児が折りたたみ式の机を片づけ中に指先を挟まれて骨を切断する重傷を負ったと発表した。
 市は、620万円の損害賠償を支払う議案を市議会に提案した。
 発表によると、当時5歳の女児が昼食後、折りたたんだ机の脚に左手薬指の指先を挟まれ、骨を切断した。
 約9か月通院を続けて指先を接合したが、骨は今も遊離した状態という。
 机の取扱説明書には、折りたたみは大人が行うよう記されており、市幼児課は「監督が不十分だった」としている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20190619-OYT1T50177/