混合ダブルスで張本智和(15)=木下グループ=、早田ひな(18)=日本生命=組が準優勝を飾った。
決勝は許シン、朱雨玲組に0―3で敗れたが、準決勝では樊振東、丁寧組(いずれも中国)に3―1で勝利。
10代ペアには、ほほ笑ましい一幕もあった。準決勝の勝利の瞬間、歓喜した張本が両手を広げたが、タッチの構えの早田は困惑。
慌ててハイタッチを交わすもタイミングが合わず、やり直しに。
「いつもは片手でバンてやるけど、『ここでハグされても』と思って引き気味になって(笑い)
ハイタッチに切り替えてくれたけど、体が引いてたので空振りしちゃって」
早田が明かすと、張本は「男子ダブルスでは木造(勇人)選手と優勝の時にハグしてるので、その感覚でいってしまって。
よく見たら女子の選手でダメだと思って」と顔を赤らめた。

初々しさを感じさせた2人だが、プレー面は着実に進化している。
前週の香港オープンは個人技での得点も多く本戦1回戦で敗れたが、今大会はラリーに持ち込み、互いの長所を生かす場面が増えた。
ともにシングルスで悔しい敗戦を喫した14日も、早田が「気持ち切り替えて頑張ろう」と連絡し、練習に誘うなどの気遣いや努力も糧になった。

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