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 恐怖を感じるメカニズムや怖いものを見たくなる心理を科学的に解明する企画展「こわいものみたさ〜恐怖を科学する」が新居浜市大生院の県総合科学博物館で開かれている。23日まで。

 会場は体験ゾーンとパネル展示で構成されている。体験ゾーンは幽霊船に見立てた場内を巡る内容。中身が見えない容器に手を入れたり、暗闇の通路を移動したりして、心理効果や錯覚で「怖さ」を感じられるようになっている。

 パネル展示は、恐怖を感じる仕組みをイラストを交えて解説している。恐怖を感じた時に、発汗したり心拍数が上昇したりするのは「危険を感じて身を守るための本能」と説明。
現代社会では「自分の地位を獲得できない、存在を無視される」など、恐怖の感情が複雑多様化する傾向にあると紹介している。

 期間中の土日祝日には「光るおばけ」のおもちゃを作るワークショップ(有料)がある。